運動会

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今も運動会は、大切な学校行事でしょうが、昔の運動会は今とは違う意味合いがあったように思います。単なる学校行事には留まらず、家族の大切な行事であったように思います。当日は、朝早くからお母さんが酢飯でお稲荷さんを作り、卵焼きを作り、お昼のお弁当の準備をします。子供たちは、下ろしたての※裸足足袋をはき、真っ白な体操着で学校へ向かいます。真っ青な空に、運動会の決行を知らせる花火が打ちあがります。万国旗、石灰の白線が気持ちを高揚させます。父兄の方が、※莚(むしろ)やござを広げ、子供たちの演技を今や遅しと待ち構えます。あの軽快な音楽と女の先生のアナウンスで一層雰囲気を盛り上げてくれます。一等賞になった子は、晴れがましそうです。
お昼になるとお弁当です。この時は、家族単位でお弁当を食べるのですが、それこそ、おじちゃん、おばあちゃん家族全員集合です。それも楽しみでした。ただ、今思うと都合で来られない父兄の方もいたと思いますので、その生徒を気持ちを思うと切ない気持ちになります。
裸足足袋 運動靴と呼ばれるような靴が出回る前は、底が薄い皮でできた布製のて足袋を履いて運動していた。
筵(むしろ) 藁(わら)を原料とした敷物
ござ イグサで織った敷物

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