チンドン屋さん


昔は、お店が開店する時や大売出しの時など、そのお店の宣伝をするためにチンドンヤさんが文字通り、チンチン,ドントンと太鼓や鐘や笛などをならしながら通りを練り歩いたものです。背中に 「本日開店」「大安売り」などの大きなお店のキャッチフレーズを貼り、道行く人にチラシ等をを配っていました。子どもたちには見慣れた光景でしたが、やはりチンドン屋さんさんを見かけると、子とも達は、はしゃいで後を付いて行ったりしたものでした。厚く塗った白粉(おしろい)、ちょんまげ、まるで映画やテレビの画面から飛び出してきたようでした。でも、にぎやかな演奏の割りに、どことなく切ないメロディーに聞こえたような気がしました。

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